研究セミナー 『日本語の旋律化 Part 5』
《報  告!》

2004年3月24日 1900〜21:00 新大久保 スタジオ ヴィルトゥオ−ジ



 今回は、木村雅信氏に講師をお願いし、自作と古典的な日本歌曲の既成曲を題材にしながら、歌曲における日本語の扱い方について、語っていただきました。また、佐藤光政氏も過去4回に引き続き講師を担当していただき、歌い手の立場から、発言していただきました。
 木村雅信氏が、自らピアノ伴奏を担当、佐藤光政氏の歌で、初期の作品から、再近作まで演奏し、それについて意見交換がされましたが、あまり、日本語のイントネーション、アクセントに注意を払わず、作曲され、作曲者自身は不本意な作品であると告白した作品でも、歌い方によっては、音楽的に魅力的なものになる、という意見も出され、日本語のイントネーション、アクセントひたすら忠実に作曲するこが、正しいあり方なのか?という疑問も出され、日本語と音楽の関係における、いままでの本会の研究に、更なる新たな視点が上積みされ、とても有意義なセミナーだったと思います。

 出席者は以下の通りです

       会員(正会員、賛助会員)
       中島洋一、北条直彦、助川敏弥、木村雅信(講師)、佐藤光政(講師)、古川五巳、浅
       香五十鈴、嶋田美佐子、西山淑子、木幡由美子、添田里子、畑山千恵子
       一般
       古川博子、小森俊明、大阪洋史
                                   報告:中島洋一

             当日の写真 撮影:中島洋一
 写真左:講演する木村雅信氏、写真右、歌う佐藤光政氏、伴奏する木村氏
 客席の様子1、声楽会員、作曲会員の他に、木村氏の知人も参加している。
 資料に目をやる参加者達
写真左:左より浅香五十鈴、西山淑子、北條直彦の各氏と歌う佐藤光政氏
写真右:受付役の畑山千恵子氏
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