頸城三山(妙高山、火打山、焼山)の最高峰、火打山(2462m)の頂上から眺めた妙高山(2446m)です。左のコップを逆さにしたような山容の山が、妙高山です。明日はその頂上を目指します。
左:燕温泉をめざして下ると沢に降りました。しかし、沢は真夏というのに残雪で埋もれていました。
右:沢に向かって、称明の滝が水を落としていました。何段かに別れた美しい滝でした。
左:尾根が平坦になり、光善寺池が現れました。静かで神秘的な池です。 右:さらに下ると天狗堂に出ました。ここで道が分かれています。
もう頂上は目の前です。
左の写真は登山道から眺めた長助池方面です。右はいよいよ近づく妙高山の頂です。
24日はやや雲が多いものの、雨の心配はなさそうです。妙高山を目指して尾根道をすすみます。左
右は外輪山の向こうに見える逆さコップ型山容の妙高山です。まだまだ距離があります。
頂上近くに咲いていた花、左の黄色い花はミヤマダケブキ、右の赤い花はクルマユリです。
頂上周辺のお花畑です。黄色や白の花で埋めつくされています。黄色い花は、主にミヤマキンポウゲと思われます。
火打山へのなだらかな登山道でみかける高山の花です。左がコバイケイソウ。右の写真はミヤマダイコンソウ(黄色)とハクサンコザクラです。
天狗の庭に到着です。天狗が遊びに来るといわれる、池塘と残雪ののどかな平地です。火打山もいよいよ近くなりました。
ハクサンコザクラやチングルマの群落の向こうに眺められる山並み、左:焼山、中:影火打、右:火打山本峰です。
活火山の焼山(2400m)の右肩付近をよく眺めると、噴煙が上がっているのが見えます。
火打山への道は、池塘、花、残雪が織りなす美しい道です。雪融けを待ってハクサンコザクラのピンクの花が競って咲きます。左の池の湖畔はハクサンコザクラの群落で埋まっています。右はハクサンコザクラをアップして撮影したものです。
左は妙高山に近づくかなり急の勾配の登り坂です。 右は道辺に咲くイブキトラノオの花です。一見カライトソウに似ていますが、花が見妙に違いますし、葉の形も違っていす。
沢沿いの道を下ると自動車道路に出て、燕温泉街に出ました。23日は、温泉旅館に泊まり、美味しい夕食をとり、温泉にタップリと浸かり疲れをとりました。
そして翌日はバスと新幹線経由で帰宅しました。
今回の山行、は歩いたのは正味二日でしたが、23日は豊かな残雪と池塘、お花畑のなだらかな火打山、24日は急峻な妙高山と、性格の異なる二つの山を繋いで辿ることが出来、最後は温泉にタップリ浸かり、とても豊かで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
頂上を示す標識と三角点は一番高い岩の少し下にありました。(左) 残念ながら頂上から西側は雲に覆われ眺望はなしでした。(右)
左は頂上近くに咲いていた花で、黄色い花はウサギギク、白はミヤマシシウドです。右は火打山頂上の標識です。石像は上杉謙信が信仰した毘沙門天ではないかと思われます。
ようやく高谷池に着きました。沢山の池塘が点在しています。奥に高谷ヒュッテが見えますが、ヒュッテの前のベンチに腰を下ろしてしばらく休み、荷物を置いて、火打山を往復しました。
7月22日は長野新幹線経由で妙高高原まで、そこからバスで杉野沢に行き、一泊しました。
頂上にサヨナラして下りはじめました。(左) 頂上直下は鎖場もあるかなり険しい岩の斜面の道です。(右)
これから下る、東側の地帯はボンヤリながら、望むことができました。
ついに頸城山塊第二位の標高を持つ妙高山(2446m)の頂上を踏みました。
左は頂上付近から眺めた雲海です。右は23日に宿泊した高谷池ヒュッテです。予約が必要ということを知らなかったので予約してなかったのですが、露営の用意がないということで、頼んで泊めてもらいました。
左の写真は崖と残雪の斜面です。この地形は火打山が火山だったことを示すものなのでしょうか。右は頂上近くのなだらかな尾根道です。奥に眺められるのが、火打山の頂上です。
左は高谷池湖畔の露営指定地です。テントが張られています。右は登山道で、正面に目指す火打山が見えます。積雪の多い山域なので、登山道はまだ積もった雪で埋もれています。
富士見平まで登ると、残雪をまとったなだらかな火打山の山容が眺められるようになりました。左の写真は火打山です。右が本峰、左は影火打です。
右の写真はキヌガサソウです。