日本音楽舞踊会議とはどんな団体か?
本会は、1962年に創立された音楽および舞踊の専門家による総合文化団体であり、税法上は人格を持たない社団です。
本会は正会員、特別会員、青年会員、賛助会員で構成されており、正会員、特別会員、青年会員は音楽および関連領域の専門家によって構成されていますが、賛助会員については、本会の事業に対して賛同され、支援をいただける方々に、広く門戸を開いており、一般の音楽愛好者、音楽関係の人々とコミュニケーションを持ちたい方など、どなたでも入会出来るようになっています。また本会には、会員の他に会友という制度があり、本会の活動に外部から協力されている方々が名を連ねております。会友にはアドバイザー、研究員、維持会友という種類があります。
本会では、本会で企画するもの、各部会企画のもの、複数の部会で共同企画するものなど、様々なコンサート(公演)を開催しており、それらは年に10回以上におよびます。また、各会員独自に開催するコンサートも多数ありますので、それらを合わせますと、本会関係者が関わるコンサートの数は膨大な数になります。 コンサート以外に、研究会を開催しており、本会員はもちろん、一般の方々も参加できるようになっています。
また、他の文化団体と比べた場合の、本会の特色は、機関誌『音楽の世界』を有し、また、メールマガジンなども発行し、音楽領域に限らず、政治、社会、文化などより広い領域の様々な問題について、社会に向かって発言し続けてきていることです。音楽を中心とした芸術活動を右車輪とすれば、言論活動はもう左車輪にあたり、本会の活動はその両輪によって推進されております。
あと3年で、創立60年を迎える長い歴史をもった本会ですが、創立当時とは、社会、文化環境も変貌して来ております。また近年世界を襲った経済不況の影響をなども受け、本会のような非営利的な文化団体の活動が年を追うごとに困難になって来ております。 それで、間もなく創立60年を迎える現在、『文化創成!』のスローガンのもと、本会の社会的文化的役割を見直し、再構築をする作業を進めております。
1.会員、会友と役員構成
会員、正会員、賛助会員、および役員の構成は、現在下記のようになっています。
★会 員 (本会の組織を構成する人々)
正会員: 作曲、ピアノ、声楽、弦楽、研究の各部会に所属する会員、その他 邦楽、評論、指揮、録音、事業、等。
特別会員: 名誉会員 70歳以上、在会20 年以上で特に貢献度高い 会員。
青年会員: 年齢30歳未満の会員、正会員に準ずる資格を有する
正会員と同様、各部会に所属する。
賛助会員: 資格に条件はなく、本会の事業に賛同、支援する方々
★会 友 (本会の活動を支援する人々)
アドバイザー: 楽壇において実績を積み、その実績と経験を生かし、本会の活動に協力してくれる方々。
研究員:本会の催に参加し、研鑚を積む権利を有する方々
維持会友:本会の活動を支援してくれる方々。(機関誌が配布されます。)
会員、会友名簿(左の文字列をクリックしてください)
新入会員の紹介 (2009年度)
役 員
代表理事 若干名 運営行政に関与せず 会を代表する
助川敏弥(作曲・評論)
深沢亮子(ピアノ)
理事長(事務局長を兼任)
1名 戸引小夜子(ピアノ) 運営行政の総括責任者代表権を持つ
理事 15名 毎年度全会員の投票により上位より選出される
その他の役職については、以下の名簿をご参照下さい。
また、各役員、役職の役割については、本会規約を 参照下さい。
役員、役職の紹介、(クリックして下さい)
2.部会について
本会には、作曲部会、ピアノ部会、声楽部会、弦楽部会、それに最近発足した研究部会があり、普段はそれぞれが独自に活動しておりますが、必要に応じて、複数の部会が共同で企画を立て、コンサート、研究会を開催することもあります。
部会、および部会役員の詳細については、部会および部会役員の紹介の項をクリックしてください。
部会および部会役員の紹介(クリックすると、部会および部会役員のページに移ります)
3.機関誌「音楽の世界」について
月刊;「音楽の世界」は1964年より本会機関誌となり、以後、一度も休刊することなく現在にいたっています。昨年の7/8月号にて
★ 沿革
創刊 1962年 9月
第三者郵便物認可 1963年10月
本会機関誌化 1964年 1月
★ 配布先(発行部数毎月約1000部)
正会員 正会員全員。会費は購読料を含む
賛助会員 賛助会員全員。会費は購読料を含む
定期講読者 毎月直送。
(図書館を含む) 図書館については別表*印参照
書店卸販売 全国32店
贈呈 著名評論家、作曲家、演奏家、音楽舞踊関係者。その他
(執筆者贈呈) 各号執筆者。毎月直送。
公演会場販売 後段説明、本会事業について参照
★ 定期納入図書館は以下の通り。いずれも有料講読で贈呈ではない。
国立国会図書館 東京芸術大学 国立音楽大学 武蔵野音楽大学 桐朋学園大学
東京音楽大学 上野学園大学 昭和音楽大学 日本近代音楽館 日本女子体育大学
日本福祉大学 埼玉大学 エリザベート音楽大学 名古屋自由学園大学
愛知文教女子短期大学 竜谷大学 同朋学園大学 和歌山大学 鹿児島短期大学
機関誌『音楽の世界』および編集スタッフの紹介(クリックすると、紹介のページに移ります)
4.会広報誌『Echo』について
事務局より会員、特別会員に向けて毎月発行される会の情報紙です。会、および会員の活動スケジュール、コンサート、研究会など会主催の催しもの案内、出演者、出品者募集、会員同士の情報交換などを役割を果たします。経費、手間等の問題から、『Echo』をEメール化する話も出ていますが、会員のすべてがEメールアドレスを持っている訳ではないので、当分は今のまま各会員に隔月郵送するという方法で続けられる見込みです。
しかし、会、および会員の活動スケジュール、催物案内など、外部に公開しても特に問題ない情報も沢山ありますので、そういう情報については、今後このホームページでも積極的に流して行く予定です。
5.本会の事業について
本会の事業の最大のものは、いうまでもなく機関誌「音楽の世界」の発行でありますが、そのほかに、公演、研究の諸事業を行なっています。
部会主催の事業については、『部会および部会役員の紹介』のページを参照してください。
公演局 公演企画部の直轄事業
部会の管轄から離れて公演企画部が実施するものである。現在、例年行なっているものは、
A:深沢亮子(ピアノ)を中心としたコンサート」
この企画は、1987年に始まり本年で24回目を迎えます。年末に音楽之友ホールで恒例に開かれ、すでに固定的な来客者が出来ています。
B:“Fresh Concert” CMDJ
2003年から始まり、本年7回目のコンサートが開催されましましが、いまでは、会の重点事業として位置づけられるようになりました。2010年4月9日(金)に、すみだトリフォニー・ホール(小)にて、第8回目が開催されることが決定しています。 このコンサートの趣旨は、若い人達にとってリサイタルやコンサートの開催が経済的に困難な状況の中で、将来ある若い音楽家達に出演の場を提供し、音楽活動を継続する勇気を与えるとともに、若い才能を発掘し、楽壇に巣立って行くきっかかけを与えようというものです。
C:20世紀&21世紀「音楽の潮流」
20世紀が終わり、21世紀に入った年から始められました。一つ前の世紀であった、20世紀の作品の中から、名作として評価されている作品や、埋もれた名作、および21世紀の今日に生きる作曲家の作品を、その回毎のテーマのをもとに、プログラムを組み、良質の演奏をもって紹介する企画で、年に一度づつ、開催されております。
D:歌劇、喜歌劇コンサート
歌劇、喜歌劇の名作を、コンパクトに圧縮して、歌と演技で紹介して行く公演で、毎回視点を変えて企画し、2005年12月2日には、殺人が重要な要素となる作品を集めて公演し、2007年9月14日には、喜歌劇の名作を集めた公演を行い、2008年には、『愛と夢の世界へのお誘い』というタイトルのもと、超満員のお客を集めヴェルディの『椿姫』とフンパーティンクの『ヘンゼルとグレーテル』を公演し、好評を博しました。
今年も、10月8日(水)の公演が決定しておりますが、近未来において、新作オペラの世界初演を企画したいと考えています。
D:『若い翼』によるCMDJコンサート
このコンサートは2008年2月に最初の公演がありましたが、主にフレッシュコンサートに出演した人達の、セコンドステージとして企画されました。あらゆる部門の若い演奏家が参加できますが、フレッシュコンサートに比べ、各自の持ち時間が長く、より大きな作品に挑むチャンスが与えられています。本年度(2009年度)には11月20日(金)に第2回目の開催が決まっています。
F:フランス歌曲研究コンサート
2008年11月23日には、本会のアドバイザー:秋山理恵氏の監修のもと『フォーレの夕べ』という副タイトルで、フォーレの作品のみのコンサートを開き、質の高い演奏が続き好評博しました。研究コンサートということで、演奏の合間に、詩の解説や、フォーレの作曲技法についての解説なども入るのが、この催の特徴です。
今後もさらなる内容の充実をめざし、この企画は続けて行く予定です。2009年度は11月6日の開催が決定しております。
G:ヤマハとの提携による「エレクトーンによる公演」の企画。
1990年から実施されている企画。本会の作曲部会が主体となって新作を演奏するものが第一ですが、このほかにも、演奏各部会が主体となり、ピアノ協奏曲によるもの、オペラ曲集によるもの、が実施されました。
作曲による新作の企画は、本会が、日本で最も多くのエレクトーンのための新作を提示してきました。
2006年度に開催されたものの、2007年度は休みましたが、また2008年度に開催いたしました。
H:研究セミナー、レクチャーコンサートついて
毎年、様々なテーマで、開催しておりますが、2006年度は、「ショパンの24曲のプレリュード」を計4回にわたる研究セミナーを開催しました。
2007年11月10日(土)には、「今村央子レクチャー・コンサート」〜もし・作曲家がピアニストだったら〜 を中目黒・GTプラザホールで開催しました。
本年は、2005年3月3日(木)に公開されたクリストフ・ボッシェ氏による『フルート現代奏法』 “20世紀フルート音楽への道標”の第2弾として、7月30日に『現代音楽奏法レクチャーコンサート』が公開されます。
部会主催のコンサート
作曲部会、声楽部会、ピアノ部会など、各部会主催のコンサートはそれぞれの部会で年1〜2回程度、開催されております。2009年5月23日(土)には、すみだヨリフォニー(小)ホールにおいて、本会の作曲部会会員による『歌曲作品展』が開催されました。部会主催コンサートについては、『部会について』を参照下さい。
6.本会事務局について
本年度の事務局執務体制について
事務局の執務体制は火曜、金曜、の週二日です。
勤務時間は午前11時から午後5時までです。
事務局についての詳しい情報は《事務局からのお知らせ》を参照してください。
■日本音楽舞踊会議 会事務所
住所 〒169--0075新宿区高田馬場4-1-6 寿美ビル305号 日本音楽舞踊会議
電話&FAX 03-3369-7496
Eメール onbukai@mua.biglobe.ne.jp
なお、お急ぎの方々は、電子出版部長に直接用件を伝えて下さい。
なお、用件の伝達は出来るだけE-mail をお使い下さい。
電子出版部長 中島洋一 自宅電話番号(FAX) 042-535-3294
Eメール: yoichi_n@wa2.so-net.ne.jp
また、機関誌『音楽の世界』関係の問い合わせについては、編集長の中島洋一に直接お伝え下さい。
『音楽の世界』編集長 中島洋一 自宅電話番号(FAX) 042-535-3294
Eメール: yoichi_n@wa2.so-net.ne.jp
会員、賛助会員として入会を希望または検討されるている方々、また『音楽の世界』の購読を希望される方々は、『会からのお知らせ』の章をご覧下さい。